AI時代こそ「参考サイト集」が武器になる。プロが使うWebデザインギャラリー7選

AI時代こそ「参考サイト集」が武器になる。プロが使うWebデザインギャラリー7選

生成AIを使えば、Webサイトは短時間で作れるようになりました。しかし、「おしゃれなデザインにして」「いい感じに作って」と指示するだけでは、ありきたりなデザインになってしまうことも少なくありません。

AIで理想のWebサイトを作るためには、参考となるデザインを見せながら具体的に指示を出すことが重要です。

そこで本記事では、デザインの参考探しに役立つWebデザインギャラリーサイトを厳選して7つご紹介します。AIを活用したWeb制作での効果的な使い方もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

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「いい感じに作って」では、理想のデザインは生まれない

「いい感じに作って」では、理想のデザインは生まれない

Webデザインで成果を出すためには、「誰に」「何を伝え」「どんな印象を持ってもらいたいか」を明確にする必要があります。

しかし、これらを言葉だけで表現するのは意外と難しいものです。「スタイリッシュ」「信頼感がある」「高級感がある」といった表現も、人によってイメージが異なります。

そこで役立つのが、Webデザインの参考サイト(ギャラリーサイト)です。

実際のデザインを見ながら「この雰囲気が近い」「この配色が良い」「このレイアウトを参考にしたい」と整理することで、自分のイメージを具体化できます。

また、生成AIにWebサイト制作を依頼する場合も同様です。参考サイトのURLやスクリーンショットを提示しながら指示を出すことで、完成イメージのズレを減らし、より理想に近いデザインを作りやすくなります。

つまり、Webデザインの参考サイトは単なるアイデア集ではなく、「イメージを言語化し、正確に伝えるためのツール」として、これまで以上に重要な存在になっています。

目的別・おすすめWedデザインギャラリー7選

SANKOU!(方向性決めの定番のギャラリーサイト)

SANKOU!(方向性決めの定番のギャラリーサイト)
https://sankoudesign.com/

SANKOU!は、国内最大級のWebデザインギャラリーサイトです。

業種やジャンルだけでなく、デザインのテイスト、配色、フォント、アニメーションの有無など、細かい条件で検索できるのが大きな特徴です。

例えば、「採用サイト」「信頼感のあるデザイン」「ネイビー基調」といった条件を組み合わせて探せるため、制作したいサイトの方向性を決める際に役立ちます。

また、STUDIOやFramerなどのノーコードツールで制作されたサイト事例も掲載されており、デザインだけでなく制作手法から参考サイトを探すことも可能です。

「どんなデザインにしたいか」を整理したいときや、AIへ具体的な指示を出すための参考事例を集めたいときに、まず最初にチェックしておきたいサイトです。

81-web.com(国内厳選・収集が速い)

81-web.com(国内厳選・収集が速い)
https://81-web.com/

81-web.comは、国内のWebサイト事例に特化したデザインギャラリーです。

掲載されているデザインにカーソルを合わせるだけで、サイト名や業種、配色、フォント、タグなどの情報を確認できるため、効率よく事例を探せます。

また、サイトを開かなくてもポップアップでPC版・スマホ版のデザインを確認できるため、短時間で多くの事例をチェックできるのも魅力です。

さらに、Webフォントごとに検索できる珍しい機能も備えており、フォント選びの参考にもなります。

効率よく参考サイトを集めたい方や、複数のデザイン事例を比較しながらAIへ指示を出したい方におすすめのギャラリーサイトです。

現代デザイン(サイト全体の設計を学ぶ)

https://gendaidesign.com/

現代デザインは、サイトのトップページだけでなく、サービス紹介や会社概要、お問い合わせページなどの下層ページまで確認できるのが大きな特徴です。

実際のWebサイトはトップページだけで完結するものではありません。ユーザーが閲覧する下層ページの構成やデザインも、使いやすさや成果に大きく影響します。

現代デザインでは、現役デザイナーが厳選した事例が掲載されているため、質の高いサイト設計を参考にできるのも魅力です。

サイト全体の構成や導線設計を学びたい方はもちろん、生成AIにWebサイト制作を依頼する際に「トップページだけでなく、下層ページもこのレベルで作り込んでほしい」と具体的に伝えるための参考資料としても活用できます。

1GUU(アニメーションや演出を参考にしたいときに)

1GUU(アニメーションや演出を参考にしたいときに)
https://1guu.jp/

1GUUは、国内外のハイクオリティなWebサイトを集めたデザインギャラリーです。

最大の特徴は、サムネイルがアニメーションで表示されること。静止画だけでは伝わりにくいスクロール演出や画面遷移、マウス操作時の動きなどを、一覧画面から直感的に確認できます。

また、WebGLを活用した表現、ReactやVueで構築されたモダンなサイト事例も多く掲載されており、最新のWebデザイントレンドを把握するのにも役立ちます。

特に生成AIでWebサイトを制作する場合、「動き」は言葉だけで伝えるのが難しい要素です。そのため、「このサイトのようなスクロール演出にしたい」「このようなアニメーションを取り入れたい」と具体的な事例を共有することで、イメージのズレを減らしやすくなります。

デザインだけでなく、サイトの動きや体験設計まで参考にしたい方におすすめのギャラリーサイトです。

Parts. (細かなパーツのデザインを参考にしたいときに)

Parts. (細かなパーツのデザインを参考にしたいときに)
https://partsdesign.net/

Parts.は、Webサイト全体ではなく、パーツごとのデザイン事例を集めたギャラリーサイトです。

メインビジュアルやCTA(お問い合わせボタン)、ヘッダー、フッターなど、特定の要素に絞って事例を探せるため、「サイト全体の方向性は決まったけれど、細部をどう作り込むか悩んでいる」という場面で役立ちます。

複数のデザインを比較しながら、ボタンの見せ方やCTAの配置、フッターの構成などを検討できるため、Webサイトの完成度を高める際の参考資料として活用できます。

また、Webサイト制作だけでなく、営業資料や企画書、ホワイトペーパーなどのレイアウトを考える際にも参考になるため、デザインの引き出しを増やしたい方におすすめです。

Web Design Garden(機能や目的からデザインを探したいときに)

Web Design Garden(機能や目的からデザインを探したいときに)
https://webdesigngarden.com/

Web Design Gardenは、Webサイトをさまざまな切り口で検索できるデザインギャラリーです。

サイト種別や業種だけでなく、「印象」「色」「機能・要素」などの条件から事例を探せるのが特徴です。

特に便利なのが、「機能・要素」から検索できること。「料金シミュレーターを設置したい」「診断コンテンツを入れたい」「お問い合わせ導線を工夫したい」といった、実装したい機能や仕組みから参考サイトを探せます。

デザインの雰囲気よりも、「どんな体験を提供したいか」「どんな機能を実装したいか」が先に決まっている場合に役立つギャラリーサイトです。

また、掲載事例は毎日更新されているため、最新のデザイントレンドやUI設計をチェックしたい方にもおすすめです。生成AIへ指示を出す際にも、「このサイトのような機能や導線設計を取り入れたい」と具体的な参考例として活用できます。

Godly(海外の最新トレンドをキャッチしたいときに)

Godly(海外の最新トレンドをキャッチしたいときに)
https://godly.website/

Godlyは、世界中の優れたWebサイトを厳選して紹介している海外のデザインギャラリーです。

掲載されているサイトは、デザイン性や表現力に優れたものばかり。国内のWebサイトではまだあまり見られない、3D表現やWebGLを活用した演出、Bento Grid、Brutalist(ブルータリズム)といった先進的なデザイン事例も数多く掲載されています。

そのため、「今のトレンドを知りたい」「他社と差別化できるアイデアが欲しい」というときに最適です。

ただし、海外のデザインをそのまま取り入れると、日本のユーザーには使いづらく感じられる場合もあります。重要なのは、最新の表現やアイデアを参考にしながら、自社のターゲットや目的に合わせて取り入れることです。

デザインの引き出しを増やしたい方や、生成AIにより先進的なデザインを提案してもらいたい方は、一度チェックしておきたいサイトです。

AIと参考サイトを組み合わせるWeb制作の進め方

AIと参考サイトを組み合わせるWeb制作の進め方

生成AIを活用すればWeb制作のスピードは大幅に向上します。しかし、AIだけに任せていても理想のデザインにはなりません。

大切なのは、参考サイトとAIをうまく組み合わせることです。実際には、以下のような流れで進めると効率よく質の高いサイトを制作できます。

参考サイトを見て方向性を決める

まずはデザインギャラリーサイトを活用し、サイトの雰囲気や配色、レイアウトの方向性を決めます。

「信頼感のあるコーポレートサイトにしたい」
「若年層向けに動きのあるデザインにしたい」

といったイメージを具体化するために、多くの事例を見ることが重要です。

この段階ではAIに任せるのではなく、人間が良いデザインを見て判断することが欠かせません。

AIに具体的な指示を出す

方向性が決まったら、参考サイトをもとにAIへ指示を出します。

例えば、下記のようにできるだけ具体的に伝えましょう。

  • 明朝体を使用した上品なデザイン
  • 余白を広く使った高級感のあるレイアウト
  • ネイビーとベージュを基調とした配色

また、画像やスクリーンショットを読み込めるAIであれば、参考サイトの画面を直接見せることで、よりイメージに近い提案を受けやすくなります。

複数の案を作って比較する

AIの強みは、短時間で複数のアイデアを出せることです。

サイト構成やキャッチコピー、レイアウト案などを複数パターン作成し、その中から最適なものを選びます。

「作る」のはAIですが、「選ぶ」のは人間です。

そのため、最初から1つの案に絞るのではなく、複数案を比較しながら方向性を固めていくのがおすすめです。

パーツ単位で完成度を高める

全体の方向性が決まったら、細かなパーツをブラッシュアップしていきます。このとき、PARTS DESIGNのようなパーツ特化型のギャラリーサイトが役立ちます。

参考デザインを見せながら「このボタンのようにクリックしたくなるデザインにしてほしい」と伝えることで、より精度の高い改善が可能になります。

AIに“良いデザインの基準”を教えるのは人間

AIは優秀な制作アシスタントですが、何が良いデザインなのかを判断するのは人間です。そのため、参考サイトを見て知識や引き出しを増やし、それをAIへの指示に活かすことが重要です。

Webデザインギャラリーは、AIに的確な指示を出すための「デザイン辞典」のような存在です。上手に活用することで、制作のスピードとクオリティを両立できるようになります。

まとめ:AIを活かすのは、人の判断力

生成AIの登場によって、Webサイトのたたき台やデザイン案を短時間で作れるようになりました。しかし、AIだけでは本当に良いデザインは生まれません。

どんなデザインを目指すのか、何を参考にするのか、そしてどのように指示を出すのか。これらを判断するのは人間の役割です。

そこで役立つのが、本記事で紹介したWebデザインギャラリーサイトです。単なる事例集として眺めるだけでなく、AIへ具体的な指示を出すための参考資料として活用することで、制作の質は大きく向上します。

AIの強みは「速さ」、人の強みは「目利き」。この2つを組み合わせることで、より効率的に質の高いWebサイトを制作できるようになります。

ぜひ今回紹介した7つのサイトを活用しながら、自分だけのデザインの引き出しを増やしてみてください。

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この記事を書いた人

澤原貴幸のアバター 澤原貴幸 代表取締役

株式会社IMAKONOの代表取締役社長。デジタル広告運用やSNS運用の実績が豊富で、企業の課題に合わせた「成果につながるプランニング」が強み。SNS運用では、戦略設計からコンテンツ制作、分析改善までを一貫してサポート。
現場で培ったノウハウや最新のマーケティングトレンドをわかりやすく発信しています。

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