TikTok広告の審査落ちの原因は？ポリシー理解と通過のコツ

TikTok広告を出したいけれど、「審査が厳しい」「なぜ落ちるのか分からない」と感じたことはありませんか？

TikTokでは、ユーザー保護と広告品質を維持するため、すべての広告素材やランディングページが審査されます。内容・表現・商材など、少しでもポリシーに抵触すれば配信できません。TikToKでよく見るホストやキャバクラ関連の動画もTikTok広告のポリシー違反のため出稿はできません。

本記事では、TikTok広告の審査基準や落ちやすいパターン、再申請の手順までを詳しく解説します。審査をスムーズに通過させるためのチェックリストも掲載しているので、初めて広告を出す方でも安心して準備できます。

TikTok広告の審査とは？目的と流れを理解しよう

TikTok広告を出稿する際は、すべてのクリエイティブやランディングページがTikTokの審査を通過する必要があります。

この審査は、ユーザーに安全で健全な広告体験を提供することを目的として設けられています。審査では、広告の内容・表現・リンク先などがTikTokの広告ポリシーに適合しているかを総合的にチェックします。

審査基準を正しく理解しておくことで、不要な修正対応や配信の遅延を防ぎ、スムーズな広告運用につなげることができます。

TikTok広告で審査が行われる理由

TikTok広告の審査は、ユーザーの保護と広告品質の維持を目的として行われています。プラットフォームの信頼性を守るために、誇張された表現や虚偽の訴求、社会的に不適切な内容を防ぐことが主な狙いです。

さらに、法令や業界ガイドラインに沿った運用を徹底することで、広告主と視聴者の双方に安心感を提供します。

特にTikTokは若年層の利用が多いため、過激なビフォーアフター表現やセンシティブな映像には厳しい基準が設けられています。適切な審査を通じて、ユーザー体験とブランド信頼性の両立を図ることがTikTok広告の基本方針です。

参照：ビジネスヘルプセンター

審査の基本フローと平均期間

TikTok広告の審査は「入稿 → 自動審査 → 手動審査 → 結果通知」という流れで進みます。

入稿された素材はまずAIによる自動スキャンで内容や禁止事項を確認し、その後、人の目による最終チェックが行われます。

審査期間は平均1〜3営業日程度ですが、医療・美容・金融などセンシティブ領域を含む場合は時間を要することもあります。承認状況は広告マネージャーの「広告ステータス」で確認でき、承認後はすぐに配信が開始されます。

急ぎのキャンペーンを実施する際は、スケジュールに余裕をもって入稿することが重要です。

参照：ビジネスヘルプセンター

再審査が必要になる変更点

TikTok広告では、広告内容に関わる変更を行った場合に再審査が必要です。特に、画像・動画・テキストなどのクリエイティブやターゲティング設定を変更した際は再審査対象となります。

一方で、予算・スケジュール・入札単価のみを変更する場合は再審査の必要はありません。

こうしたルールを理解しておくことで、配信停止やスケジュール遅延を防ぐことができます。

再審査時も初回と同様に、内容・リンク先・表現などが再チェックされるため、複数のクリエイティブをテストする場合は事前にまとめて入稿しておくとスムーズな運用につながります。

参照：ビジネスヘルプセンター

TikTok広告の審査基準と広告ポリシー

TikTok広告は、プラットフォーム独自の「広告ポリシー」に基づいて審査されています。このポリシーでは、広告表現のルールや業種ごとの掲載制限、使用できる素材・音源などの基準が細かく定められています。

これらの基準を理解せずに出稿すると、審査落ちや掲載停止といったリスクが発生します。

安定的に広告を運用するためには、出稿前にTikTokの最新ポリシーとガイドラインを確認しておくことが欠かせません。

広告内容の表現ポリシー

TikTok広告では、ユーザーに誤解を与える表現や誇張した訴求はポリシーで禁止されています。

「必ず痩せる」「絶対に儲かる」といった断定的な表現は不承認の対象です。また、ビフォーアフター画像や医療効果を示唆する内容も制限されます。感情を過度に煽る演出や、暴力・性的表現・差別的発言などのセンシティブなテーマもNGです。

審査に通過しやすい広告は、事実に基づいた情報を中立的かつ分かりやすく提示し、ユーザーに「役立つ」と感じさせる内容になっています。

参照：TikTok広告ポリシー

禁止・制限される商材や業種

TikTokでは、取り扱う商材やサービスによって広告掲載が禁止・制限される場合があります。主な禁止カテゴリは、医薬品、アルコール、タバコ、アダルト関連、ホストやキャバクラ、武器、ギャンブルなどです。

一方で、美容整形やサプリメント、金融・投資サービス、求人・副業などは「制限対象」とされ、表現方法に注意が必要です。たとえば「投資で必ず利益が出る」といった断定的な訴求は違反にあたります。

業種ごとに審査基準が異なるため、商材選定の段階でポリシーを確認しておくことが重要です。

参照：TikTok広告ポリシー

クリエイティブ（動画・音源）の審査ポイント

TikTok広告のクリエイティブ審査では、動画の内容・長さ・音源の権利が特に重視されます。

使用するBGMは、TikTok商用音楽ライブラリ（Commercial Music Library）から選ぶ必要があります。一般ユーザーが投稿で使用している楽曲をそのまま広告に使うと、著作権侵害となる可能性があります。

また、動画内にテキストを詰め込みすぎたり、低画質の映像を使用したりすると不承認になりやすい傾向があります。ユーザーに不快感を与えない、明るくクリーンな印象の映像を意識することが大切です。

参照：TikTok広告ポリシー

ランディングページ（LP）も審査対象

TikTok広告では、リンク先のランディングページ（LP）も審査対象に含まれます。広告の訴求内容とLPの記載内容が一致していない場合、不承認となるケースが多くあります。

特に、価格・割引率・効果表現などに差異があると「虚偽表示」とみなされることがあります。また、特定商取引法に基づく表記やプライバシーポリシー、問い合わせ先が明示されていないLPもNGです。

LPの品質は広告全体の評価にも影響するため、ユーザーが安心して購入や問い合わせできる設計を心がけましょう。

参照：TikTok広告ポリシー

TikTok広告が審査落ちする主な原因

TikTok広告の審査で不承認となる原因は、大きく「表現」「商材」「ランディングページ（LP）」「クリエイティブ構成」の4つに分類されます。

審査に落ちる多くのケースは、広告ポリシー違反や広告内容とリンク先の情報不一致が原因です。広告を制作する段階で、どの要素がリスクになりやすいかを理解しておくと、不要な修正や再申請を防ぐことができます。

ここでは、TikTok広告で審査に落ちやすい4つの原因と、それぞれの改善ポイントを具体的に解説します。

原因① 誇張・体験談風の訴求表現

TikTok広告で最も多い審査落ちの原因が、過度な訴求や誇張表現です。「絶対に痩せる」「3日で10万円稼げる」といった断定的な言い回しは、ユーザーを誤解させるおそれがあり不承認となります。

また、体験談風に装った宣伝も禁止されています。特にビフォーアフター画像や「利用者の声」を用いた動画は、信憑性が確認できない場合は不承認となりやすい傾向です。

審査に通過するためには、結果を保証する表現を避けることが基本です。「効果をサポート」「実感した人もいる」といった、一般的かつ中立的な訴求にとどめましょう。

参照：TikTok広告ポリシー

原因② 業種・商品自体がポリシー違反

商材そのものがTikTok広告のポリシーに反している場合も、審査で不承認となります。主な禁止カテゴリには、医薬品、アルコール、たばこ、ギャンブル、アダルト関連、武器類などが挙げられます。

また、金融・投資・副業・美容整形・サプリメントなどは「制限対象」となり、表現内容や根拠の提示に注意が必要です。

制限業種では、法令や業界ガイドラインに準拠していることを示す資料（許可証・届出番号など）の提出を求められる場合があります。出稿前に、自社商材が該当するかをTikTok公式ポリシーで確認しておきましょう。

参照：TikTok広告ポリシー

原因③ LPとの整合性が取れていない

広告内の訴求内容とランディングページ（LP）の内容が一致していない場合も、審査落ちの大きな原因になります。

たとえば、広告で「初回無料」と訴求しているのに、LPでは有料表記がある場合や、特定商取引法の記載が欠けている場合などです。このような不整合は「虚偽または誤解を与える広告」とみなされ、不承認の対象となります。

TikTokでは、広告文・画像・動画・LPを一貫したメッセージで構成することが求められます。また、リンク切れや表示崩れなど、未完成のページも審査で落ちやすいため、配信前にLPの文言・価格・構成を必ず確認しましょう。

参照：TikTok広告ポリシー

原因④ 動画・画像内の要素ミス

TikTok広告では、動画や画像内の要素も厳しく審査されます。過剰にテキストを詰め込みすぎる、低画質・手ブレのある映像を使用する、権利を有しない音源を使うといったケースは、すべて不承認のリスクがあります。

特に、一般投稿で使われている人気楽曲をそのまま広告に流用するのは著作権侵害にあたります。TikTokの商用音楽ライブラリから音源を選ぶことで、安心して審査を通過できます。

クリエイティブ制作では、清潔感と明るさを重視し、センシティブまたは過激な表現を避けることが基本です。

参照：TikTok広告ポリシー

審査をスムーズに通すためのチェックリスト

TikTok広告をスムーズに配信するには、出稿前に審査落ちのリスクを最小限に抑える準備が欠かせません。特に、ポリシー内容の確認や表現・素材・リンク先の整合チェックは必須です。

ここでは、広告制作前・入稿時・配信前テストの3段階に分けて、実務で使えるチェック項目を紹介します。

広告制作前に確認すべき項目

広告制作を始める前に、まずTikTok広告ポリシーの最新情報を確認しましょう。禁止・制限商材や表現ルールは定期的に更新されています。特に注意すべきポイントは以下の3つです。

制作段階では「ユーザーに誤解を与えないか」という視点で見直すことが重要です。初期段階でこれらを確認しておくと、入稿後の修正や再審査の手間を大幅に減らせます。

広告入稿時のチェックポイント

入稿時には、広告文や設定内容が正しく登録されているかを丁寧に確認しましょう。

特に以下の3点は必ずチェックが必要です。

TikTok広告マネージャー上での誤入力や未設定項目は、審査落ちの原因になります。入力後は「広告プレビュー」で実際の見え方を確認し、ユーザーが安心してクリックできる状態に整えましょう。

関連記事：TikTok広告の入稿規定を解説｜動画・画像サイズ・テキスト文字数まで

LPと広告の整合チェックリスト（表形式）

広告とランディングページ（LP）の整合性を確認するための基本チェックリストをまとめました。出稿前に必ず一度すべて確認しましょう。

チェック項目	確認内容
表現の一致	広告文とLP内の訴求（価格・効果・特典）が一致している
法定表記	特定商取引法・プライバシーポリシーの記載がある
表示内容	リンク切れや画像崩れがない
安心要素	会社情報・問い合わせ先が明確に記載されている
表現トーン	広告とLPで一貫したメッセージトーンになっている

この確認を怠ると、審査落ちだけでなく広告効果の低下にもつながります。制作担当と運用担当が連携して二重チェックを行いましょう。

テスト配信でリスクを回避する方法

TikTok広告では、初回から大規模配信を行うよりも、まず少額でテスト配信を実施する方が安全です。

テストを通じて、審査通過後の実際の配信挙動や表示内容を確認できます。特に、動画再生時のテロップ表示や音源のタイミングにズレがないかをチェックしましょう。

また、複数のクリエイティブを用意し、審査通過率の高いものから順に配信するのも有効です。これにより、審査結果に左右されず安定した運用が可能になります。

審査落ち後の対応と再申請の手順

TikTok広告の審査で不承認となっても、原因を正確に把握して修正すれば再申請が可能です。広告マネージャーで結果を確認し、どの項目がポリシーに抵触したのかを明確にしましょう。

内容や表現を改善して再申請すると、再審査が実施されます。審査落ち後は慌てず、TikTokの審査基準に沿って一つずつ修正していくことが大切です。

ここでは、審査落ち後の対応と再申請の手順を紹介します。

審査結果の確認方法と不承認理由を特定するコツ

TikTok広告の審査結果は、広告マネージャー（TikTok Ads Manager）で確認できます。ステータス欄には「承認済み」「不承認」「再審査中」などが表示され、不承認の場合は理由の詳細が明記されます。

主な不承認理由は、「禁止表現の使用」「ランディングページの不整合」「ポリシー違反商材」などです。

指摘内容を正確に読み取り、どの部分を修正すべきかを特定しましょう。多くの場合、クリエイティブ・テキスト・ターゲティング・LPのいずれかに問題があります。

修正〜再申請の流れ

不承認となった広告は、内容を修正して再申請（Re-submit）を行うことで再審査が可能です。手順は以下の通りです。

再審査には通常1〜3営業日かかります。修正後も同じ理由で不承認となる場合は、ポリシー違反が残っている可能性があります。特に、広告文とLPの整合性や音源の権利確認漏れは再審査でも落ちやすい項目です。

参照：TikTok広告ポリシー

異議申し立て（アピール）の方法と成功条件

審査結果に納得がいかない場合は、異議申し立て（Appeal）を行うことができます。TikTok広告マネージャー内の「アピール」ボタンから、根拠となる資料や説明を添付して申請しましょう。

この際は感情的な主張ではなく、客観的な証拠を提示することが重要です。たとえば「商用音源ライブラリの使用証明」「医療広告ガイドライン遵守書類」「行政機関の許可証」などを添えると成功率が上がります。

異議申し立ては原則1回までの申請で、審査部門による再検証が行われます。再審査結果が出るまで数営業日かかるため、他の広告運用と並行して進めるのが効率的です。

代理店に任せると通過率が上がる理由

TikTok広告の審査は専門知識を要するため、経験豊富な広告代理店の知見を活用することで、通過率向上が期待できます。

代理店は最新の審査傾向やポリシー改訂を把握しており、入稿前にリスクを回避するチェック体制を整えています。

特に複数業種の広告を扱った実績がある代理店なら、商材ごとの注意点を踏まえた的確な修正アドバイスが可能です。

代理店が行う“プリフライトチェック”とは

プリフライトチェックとは、広告を正式に入稿する前に、ポリシー違反の可能性を事前に確認する工程です。広告代理店では、以下の観点で広告内容を細かくチェックします。

この工程を挟むことで、審査落ちや配信停止のリスクを大幅に軽減できます。社内判断では見落としやすい部分も、代理店の第三者視点で補完できる点が大きなメリットです。

再審査や異議申し立てまで代行できる体制

多くの代理店では、審査対応から再申請・異議申し立てまでを一貫して代行できます。これは広告マネージャー上の操作や修正申請の手間を省くだけでなく、ポリシー解釈に基づいた的確な修正を行うためです。

再審査時の不承認理由をもとに、代理店がTikTok側と直接やり取りするケースもあり、個人対応よりも迅速な改善が可能です。

また、他社事例に基づく“通りやすい表現”の提案を受けられるのも大きな利点です。こうした体制を活用すれば、配信開始までの時間短縮と安定運用の両立が期待できます。

審査落ち経験から得た“通過率を高めるナレッジ”

代理店は多くの案件を通じて、TikTok広告の審査傾向や改善策をデータとして蓄積しています。

美容・健康・副業など審査が厳しい業種でも、どの表現がグレーゾーンかを経験的に把握しており、初回から通りやすいクリエイティブ設計が可能です。また、ポリシー変更への対応スピードも速く、最新ルールに基づいた提案が受けられます。

社内で試行錯誤を繰り返すよりも、代理店の“審査通過ノウハウ”を活用するほうが、コストと時間の削減につながります。

代理店に依頼する際のチェックポイント

TikTok広告の代理店を選ぶ際は、単に取り扱い実績があるだけでなく、審査対応の経験値を重視しましょう。

特に以下のポイントを確認することが重要です。

これらのポイントを事前に確認することで、安心して任せられる代理店を選定できます。審査に強いパートナーを持つことで、配信開始までのリードタイム短縮と広告効果の最大化が期待できます。

関連記事：TikTok広告の代理店おすすめ12選！運用代行の選び方や特徴を徹底比較

TikTok広告審査に関するよくある質問

TikTok広告の審査は、広告運用担当者にとって避けて通れない重要なステップです。ここでは、実際の運用現場で頻出する疑問点をまとめました。

審査期間の目安や土日対応の有無、再申請しても通らない場合の対処法、他媒体との違いなどを具体的に解説します。

審査にはどのくらい時間がかかる？

TikTok広告の審査時間は数分程度のため時間はかかりません。ただし、AIシステムによる自動チェックの後、人の目による内容確認が行われるため、広告内容や業種によっては時間がかかることもあります。特に美容・医療・金融などの業界では、慎重な確認が行われます。

また、初回アカウント利用や複数素材の同時入稿も審査時間が延びる傾向です。急ぎのキャンペーンを実施する場合は、1〜3営業日前の入稿を目安にしましょう。審査結果は広告マネージャーで随時確認でき、ステータスが「承認」となれば配信可能です。

再申請しても通らない場合の対処は？

再申請しても承認されない場合は、同じ箇所に問題が残っている可能性があります。不承認通知に記載される理由を再確認し、指摘内容を具体的に修正しましょう。

修正しても原因が特定できない場合は、TikTok for Businessのサポート窓口へ問い合わせることをおすすめします。また、LPやクリエイティブ構成を大きく変更すると新規審査扱いとなるため、事前にポリシーを確認して対応することが大切です。

経験豊富な広告代理店に相談すれば、過去事例をもとに具体的な改善策を提案してもらえる場合もあります。

他媒体との審査基準の違いは？

TikTok広告の審査は、他のSNS広告媒体（例：Meta広告、Google広告）と比較して、クリエイティブ表現に対する基準が厳しい傾向があります。

特に動画広告では、視覚や音声の印象が強いため、過度な誇張表現やセンシティブな描写は禁止されています。また、TikTokは若年層ユーザーが多いため、「誤解を与える言葉」や「体験談を装った訴求」に対しても厳格です。

Google広告が文面中心の審査を重視するのに対し、TikTokは動画・音源・テキスト・LPの一貫性を総合的にチェックします。

まとめ｜審査ルールを理解すればTikTok広告は怖くない

TikTok広告の審査は一見ハードルが高く感じられますが、ポリシーと基準を正しく理解すれば決して難しくありません。多くの審査落ちは、表現ミスやランディングページの不整合など、基本的なチェック漏れが原因です。

広告制作前にポリシーを確認し、動画・テキスト・LPを一貫した内容で設計すれば、通過率は大幅に上がります。また、再申請や審査対応をスムーズに進めるには、代理店など専門パートナーの活用も効果的です。

TikTok広告の審査を「障壁」ではなく「品質向上のステップ」と捉えることが、長期的な運用成功への第一歩です。