【2025最新】インスタ広告サイズと仕様まとめ|画像・動画・カルーセル別に最適解説

【2025最新】インスタ広告サイズと仕様まとめ|画像・動画・カルーセル別に最適解説

インスタ広告で成果を出すには、ターゲティングやコピーだけでなく「広告の適切なサイズ設計」が不可欠です。画像や動画がトリミングされたりCTAが隠れたりすると、機会損失や効果減少に直結します。

本記事では、2025年最新のインスタ広告の各フォーマットに対応した推奨サイズ・比率・仕様の最適解を、広告制作・運用の実務担当者向けにまとめました。サイズ設計でのNG例や対策を解説しているので、社内資料にもご活用ください。

目次

インスタ広告タイプ別の特徴とおすすめサイズ

画像引用:https://www.facebook.com/business/ads-guide/update/image

インスタ広告(Instagram広告)は、大きく4つのタイプに分類されます。それぞれ表示形式や訴求方法が異なるため、最適なサイズ・構成を理解して使い分けることが重要です。

  • 画像広告:1枚の静止画で構成され、視覚的訴求に優れる。
  • 動画広告:音声や動きでストーリー性を持たせやすく、リールやストーリーズとも相性がいい。
  • カルーセル広告:最大10枚までの画像/動画を横スライド形式で表示。複数商品や工程紹介に適する。
  • コレクション広告:動画または画像1枚+商品カタログを組み合わせたEC特化型フォーマット。

各広告タイプに応じたサイズ設計を正しく行えば、CVRやCTRの向上につながります。順にサイズ・仕様・特徴を解説します。

画像広告のサイズ・仕様

画像広告のサイズ・仕様は以下の通りです。

推奨ピクセルアスペクト比ファイル形式メインテキスト・見出し
1080×1080, 1080×13501:1, 4:5JPG, PNG(30MB)125文字以内・40文字以内
引用:Meta広告公式_写真広告の仕様を見る

画像広告は1枚の画像とテキストで構成されるシンプルな広告。画像広告はインスタの表示にもっとも自然にフィットし「広告感」を与えにくいのが特徴です。

アスペクト比は正方形(1:1)も可能ですが、2025年時点では縦長(4:5)が主流になっています。なぜなら、正方形よりも画面占有率が高くなるからです。基本は4:5で統一し、フォーマット別に必要なときだけサイズを変えるといいでしょう。

画像広告は商品の認知度アップ、ブランディングの際に向いています。画像からの情報を少なくし、シンプルなテキストで投稿するのがおすすめです。

動画広告のサイズ・仕様

動画広告のサイズ・仕様は以下の通りです。

推奨ピクセルアスペクト比ファイル形式
1080×1080, 1080×1350, 1080×19201:1,4:5, 9:16MP4, MOV, GIF (4GB/60秒)
引用:Meta広告公式_動画広告の仕様を見る

動画広告はストーリーズ・リールへの対応を考慮すると縦型がベストです。フィード広告と発見タブ広告では4:5か1:1、ストーリーズ広告とリール広告では9:16が推奨されています。フルスクリーン縦型はモバイルに最適化されており、エンゲージメント率が高い傾向にあります。

また、動画は自動再生時にミュートで始まるため、音声オフでも伝わる構成にしましょう。広告で動画広告を投稿する場合の長さは、15秒程度に抑えるのが一般的です。字幕やロゴは画面中央寄りに配置し、下部のUI表示領域と被らないようにしましょう。

カルーセル広告のサイズ・仕様

カルーセル広告のサイズ・仕様は以下の通りです。

推奨ピクセルアスペクト比ファイル形式
1080×10801:1画像:JPG, PNG(30MB)動画:MP4, MOV, GIF (4GB/60秒)
引用:Meta広告公式_カルーセル広告の仕様を見る

カルーセル広告はカタログ形式でサービスを紹介できる広告です。そのため、スライドに適した設計にすると効果を発揮できます。

また、最大10枚までなら画像・動画が掲載可能なため、商品を画像で説明し実際に使用している様子を動画で投稿できます。カルーセル広告はECサイトの複数商品の紹介、ストーリー展開に最適です。

コレクション広告のサイズ・仕様

コレクション広告のサイズ・仕様は以下の通りです。

推奨ピクセルアスペクト比ファイル形式
1080×1080, 1200×6281:1,1.91:1画像:JPG, PNG(30MB)動画:MP4, MOV, GIF (4GB/15秒)
引用:Meta広告公式_コレクション広告の仕様を見る

コレクション広告は商品カタログと組み合わせて表示されるため、ビジュアルと商品が自然につながる配置が求められます。

広告下部に商品グリッドが表示され、ユーザーはLPへ遷移可能。そのため、ECサイトと相性がいい傾向にあります。メインビジュアルはインパクト、商品画像は正確さ・見やすさを重視しましょう。

インスタ広告のクリエイティブ設計でやりがちなミスと対策

インスタ広告で使用するクリエイティブにおいて、以下のような要素はCVR低下の原因になります。

  • 表示崩れ
  • 要素の被り
  • 読みづらい文字

とくに動画広告やストーリーズは、上下にUI(プロフィール・CTA)が重なる仕様です。ロゴがUIに隠れたり、静止画の上下が自動で切られたりなどの事例が多数あります。

そのため「UIの位置を考慮した設計」と「素材ごとの最適比率の理解」が、制作・運用の両方で重要です。

インスタ広告の投稿サイズを理解し成果を最大に

インスタの広告運用では、各広告タイプの最適サイズと比率を理解した設計が成果を左右します。とくにスマホ表示を前提とした縦型素材の設計ミスは致命的です。

本記事をもとに、自社のクリエイティブ設計や運用フローを見直し、広告効果の最大化と制作の再現性向上を図っていきましょう。

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この記事を書いた人

2023年よりWebライター開始。業務委託として某有名SEOコンサルの会社で記事執筆を担当。とくにSEO記事の経験が多く、上位記事も複数あり。検索意図の汲み取りを得意とし、読者の悩みを的確に解決することを心がけて記事を執筆しています。

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