担当者が知らないと損する!SNS別の画像サイズと表示崩れを防ぐ実践テクニック!

「スマホで撮った写真をそのまま投稿してもいいの?」とよく聞かれます。結論、問題はないです。
ただ、各SNSにはそれぞれ推奨サイズというものが用意されていて、それに合わせて画像を作ると、文字の見切れや画質の荒れがなくなり、よりきれいに表示されるようになります。
この記事では、企業SNSを担当したばかりの方に向けて、Instagram・TikTok・X・Threadsの画像サイズをわかりやすくまとめました。
なぜSNSごとに「画像サイズ」を最適化する必要があるのか?

具体的な数値に入る前に、「なぜ画像サイズにこだわる必要があるのか」を整理しておきましょう。
① 表示の自動トリミングでコンテンツの核心が隠れる
各SNSはタイムライン上でのレイアウトを整えるために、アップロードされた画像を自動でトリミングします。
規格外のサイズで制作すると、商品の顔やキャッチコピーがカットされた状態で表示され、ユーザーがタップして詳細を見てくれる確率が大きく下がります。
② 画質劣化を防ぎ、ブランドイメージを守るため
推奨サイズより小さすぎる画像を引き伸ばしたり、逆にデータ容量が大きすぎる画像をアップロードしたりすると、SNSのシステムによって強制圧縮され、画質が粗くなります。低画質の投稿はブランドの信頼低下に直結します。
③ スマホ画面の占有率を最大化し、エンゲージメントを高めるため
スマホ縦画面でSNSを閲覧するユーザーにとって、横長より縦長の画像のほうが視野を広く覆います。
画面を大きく占有できるフォーマットほどスクロールが止まりやすく、反応率(いいね・保存・クリック)に直接影響します。
【早見表】SNS別・画像サイズ一覧
4つのSNSの推奨サイズを一覧でご紹介します。この表を見て画像を用意するだけでOKです。
| SNS媒体 | プロフィール画像 | ヘッダー画像 | フィード投稿(画像投稿) | ストーリーズ/リール/動画 |
|---|---|---|---|---|
| 320×320px | なし | 1080×1350px 1080×1080px | 1080×1920px | |
| TikTok | 800×800px | なし | 11080×1920px | 1080×1920px |
| X(旧Twitter) | 400×400px | 1500×500px | 1080×1350px 1080×1080px | 1080×1920px |
| Threads | 320×320px | なし | 1080×1350px 1080×1080px | 1080×1920px |
※各プラットフォームのアップデートにより変更される場合があります。
Instagramで推奨される画像サイズ

Instagramは視覚的な完成度がアカウントの評価に直結するプラットフォームです。解像度とグリッドの統一感が特に重要です。
プロフィール画像
・推奨サイズ:320×320px(1:1)
高精細ディスプレイに対応するため、最低でも320×320px以上でアップロードしましょう。
フィード投稿の画像サイズ
・縦長:1080×1350px(4:5)
・正方形:1080×1080px(1:1)
・横長:1080×566px(1.91:1)
2025年1月のアップデートで、プロフィールグリッドの表示形式が正方形(1:1)から縦長(3:4)に変更されました。この変更を踏まえた最適なサイズは以下の通りです。
現在の主流フォーマットでタイムラインでもプロフィールグリッドでも美しく表示され、画面占有率が最大になります。縦長グリッドに並ぶと上下に余白が生じるか、意図しない拡大が発生します。新規投稿では基本的に非推奨です。
ストーリーズ・リールの動画サイズ
・推奨サイズ:1080×1920px(9:16)
スマホ画面を全面で覆う縦型フォーマットです。上下15〜20%と右端10%はUI要素(ボタン・キャプション)が被るため、重要なコンテンツをその範囲に配置しないよう注意してください。
グリッドでの見切れを防ぐには
1080×1350pxで作成した画像は、グリッド表示時に左右端が約45pxずつカットされることがあります。重要なテキストやロゴは端から45px以上内側に配置してください。
TikTokで推奨される画像サイズ

動画プラットフォームというイメージが強いTikTokですが、静止画をスワイプで見せる「フォトモード」が普及しており、企業のノウハウ紹介や商品カタログでも活用できます。
プロフィール画像
・推奨サイズ:800×800px以上(1:1)
動画再生画面の右側にも小さく表示されるため、細かい文字や複雑なロゴは視認しづらくなります。シンプルで小さくても認識できるデザインを選んでください。
ショート動画
・推奨サイズ:1080×1920px(9:16)
縦型フルスクリーンが前提です。横長などで投稿すると上下に黒帯が入り、ユーザー体験を損ないます。
フォトモード(静止画カルーセル)
推奨サイズ:1080×1920px(9:16)、1080×1440px(3:4)、1080×1350px(4:5)
9:16のフルスクリーンも使えますが、やや短めの縦長や正方形のほうがコンテンツとして見やすいというのが現在の運用上のトレンドです。
X(旧Twitter)で推奨される画像サイズ

X(旧Twitter)は「投稿枚数」によってタイムライン上での見え方が大きく変わりますので、クリエイティブ設計が難しいプラットフォームです。
プロフィール画像とヘッダー画像のサイズについて
・プロフィール画像:400×400px(1:1)
円形で表示されるため、ロゴや重要な要素は中央寄りに配置してください。四隅は必ずカットされます。
・ヘッダー画像:1500×500px(3:1)
PCとスマホで見える範囲が異なります。テキストは中央部に集め、左下はプロフィール画像と重なるため文字や重要なデザイン要素を置かないことが鉄則です。
投稿に添付する画像サイズについて
・1枚投稿の場合
横長:1200×675px(16:9)
縦長:1080×1350px(4:5)
現在は、縦長サイズがスマホ画面の占有率が高く、主流になっています。
・2〜4枚投稿の場合
2枚:700×800px(7:8縦長)で並べて表示
3枚:1枚目が左側に大きく縦長、2・3枚目が右側に上下配置
4枚:「田の字」型に均等トリミング。テキストを入れる場合は四隅が切れる前提でデザインすること
Threads(スレッズ)で推奨される画像サイズ
Instagramと連動しているため基本的な発想はInstagramに近いですが、タイムライン上の表示ルールが異なります。
プロフィール画像
推奨サイズ:320×320px(1:1)
Instagramアカウントと連携している場合はそのまま引き継がれます。円形表示になるため、重要な要素は中央に集めてください。
通常投稿
推奨サイズ:1080×1350px(4:5)または、1080×1080px(1:1)
Xと比べてトリミングが少なく、アップロードした画像の縦横比がそのまま表示されやすいのが特徴です。スクロールを止めるうえでは縦長(4:5)を使用する方が有利になります。
ただ、複数枚投稿時の注意点があります。Threadsのカルーセル表示は画像間に隙間が入ります。Instagramのようにコマを境目なくつなげたデザインにすると、実際の表示でズレが生じます。
複数枚投稿では、各画像が独立して完結するレイアウトを意識してください。
まとめ
ここまで、Instagram・TikTok・X・Threadsの画像サイズについて解説しました。
各SNSで共通して使えるサイズとして覚えておきたいのが、プロフィール画像は1000×1000pxで用意しておくとどのSNSにも流用できて便利です。また、投稿動画は1080×1920px(9:16)の縦型を基本にしておけば、どのプラットフォームでもほぼ対応できます。
なお、SNSの仕様は定期的に変わります。特にInstagramは2025年にプロフィールグリッドの表示形式が大きく変わったので、定期的なチェックを習慣にしておきましょう。
画像サイズを正しく設定するだけで、投稿のクオリティはぐっと上がります。ただ、サイズが合っていてもデザインや内容が弱ければ、エンゲージメントはなかなか伸びません。「正しく表示される」はあくまでスタートラインです。
そこから先は、ターゲットに刺さるクリエイティブ・戦略・データ分析が重要になってきます。