他大学のSNS広報、実際どうやってる? 参考にしたい成功事例3選

他大学のSNS広報、実際どうやってる? 参考にしたい成功事例3選

他大学のSNS広報、気になるけれど「何が正解なのか分からない」と感じていませんか。各大学が独自に工夫を重ねる中で、実はすでに成果を出している“型”がいくつか存在しています。

本記事では、実際にフォロワーを伸ばし、受験生の心をつかんでいる大学のSNS運用事例を3つ厳選してご紹介します。それぞれの違いや共通点をひも解きながら、自校でも活かせるヒントを具体的に解説していきます。

目次

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京都産業大学|在学生が主役のTikTokで130万再生!

京都産業大学|在学生が主役のTikTokで130万再生!

Tiktokアカウント:https://www.tiktok.com/@sukisen_ksu

京都産業大学のTikTokが注目を集めた理由は、シンプルでありながら心に残る「好きな先輩が行ってる大学。」というアカウント名にあります。

ポイントは、公式アカウントでありながら、あえて「京都産業大学」という名称をキャッチコピーに入れていない点です。あえて大学名を外すことで、「これは大学の広告だ」と構えさせず、高校生が自然に感情移入できる表現になっています。

大学名を前面に出すと、まだ志望校として意識していない層には“自分ごと”として届きにくいものです。一方で「好きな先輩が行ってる大学」という言葉は、どの高校生にも共通して響く可能性があります。

広報コピーの常識をあえて外した、巧みなアプローチと言えるでしょう。

2投稿目で130万再生のバズを獲得した動画

このアカウント、なんと2投稿目にして130万再生を記録(現在は160万回を突破)しています。その後、総再生数は500万回超えに達しています。ポイントは「在学生が主役」なことです。

大学側が作り込んだ広報動画ではなく、学生のリアルな日常や雰囲気を伝えることで、見ている高校生に「自分もここにいる姿」を想像させています。

今は完成度の高さよりも、「リアルさ」が響く時代です。在学生を巻き込んだコンテンツづくりは、まだ取り組んでいないなら今こそ始めるタイミングです。作り込まれたクオリティ以上に、「本物らしさ」が今の高校生の心に届きます。

近畿大学|Instagramで「使い分け」を徹底

近畿大学|Instagramで「使い分け」を徹底

Instagramアカウント:https://www.instagram.com/kindaiuniversity/

フォロワー数は約3.5万人。大学公式アカウントとしてはトップクラスの規模で、投稿数も2,000件以上。その継続的な発信自体が、大きな強みになっています。

他大学と比べると、戦略の違いは非常にわかりやすいです。たとえば京都産業大学のTikTokは、話題性で一気にバズを狙うスタイル。一方で近畿大学のInstagramは、「地道な積み上げ」によってフォロワー基盤を築いてきました。どちらが優れているというより、戦い方の方向性がまったく異なります。

その中で近大が優れているのは、投稿の目的を明確に切り分けている点です。大きく2つのタイプに整理できます。

  1. エンタメ・話題性重視の投稿
  2. 受験生向けの実用情報

エンタメ・話題性重視の投稿は、トレンドを取り入れた企画など、思わず見てしまうコンテンツを投稿されています。

エンタメ・話題性重視の投稿

新規フォロワーの獲得や認知拡大を目的としています。「マグロ」や「就職に強い」といった元々の話題性を、SNSでもうまく活かしています。

オープンキャンパスに関する情報を投稿

受験生向けの実用情報では、オープンキャンパスや入試日程、学部紹介など、受験生が必要とする情報を丁寧に投稿されています。

エンタメでフォローしたユーザーが、受験を意識したタイミングでも役立つ設計になっています。この2軸を掛け合わせることで、「面白いから見る」層と「役に立つから見る」層の双方を一つのアカウントに取り込むことができています。

藍野大学|専門情報をエンタメで届ける

藍野大学|専門情報をエンタメで届ける

Tiktokアカウント:https://www.tiktok.com/@aino_univ

藍野大学のTikTokが注目されている理由は、「実習や現場のリアル」をエンタメとしてわかりやすく届けている点にあります。フォロワーは6,700人超。医療系大学ならではの強みを、うまくコンテンツ化しています。

エンタメ要素を取り入れ407万再生を獲得した動画

医療・看護・福祉などを志す高校生にとって、「現場のリアル」は大きな関心事です。これを堅い説明ではなく、楽しめる形で伝えることで、進路に迷う層にも自然に届きます。

学生と一緒に制作するスタイルも特徴で、当事者ならではのリアルな視点が伝わるのも魅力です。

また、専門職養成分野は実習や設備、卒業生の活躍など“見せやすい”素材が豊富。専門性をハードルと捉えるのではなく、むしろ強みとして積極的に活かしていく視点が重要です。

まとめ

多くの大学公式Instagramが陥りがちなのは、「お知らせ」の羅列です。イベント告知や合格発表など、情報としては正確でも、高校生にとってフォローする動機にはなりにくいのが実情です。

今回の3校に共通しているのは、「大学が伝えたいこと」ではなく、「高校生が見たいもの」を起点にしている点です。

SNSは、フォロワーが自ら選んで見るメディア。押し出しの強い広報よりも、思わず見たくなるコンテンツの方が、結果として認知につながります。

自校のSNS運用を見直す際は、ぜひこの3校の視点を参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

澤原貴幸のアバター 澤原貴幸 代表取締役

株式会社IMAKONOの代表取締役社長。デジタル広告運用やSNS運用の実績が豊富で、企業の課題に合わせた「成果につながるプランニング」が強み。SNS運用では、戦略設計からコンテンツ制作、分析改善までを一貫してサポート。
現場で培ったノウハウや最新のマーケティングトレンドをわかりやすく発信しています。

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